今の住宅ローンの現状は？正しい組み方って？【武長】これからの住宅ローンの組み方の正解はこれ！ | ライフプランを考え建物を購入いただけます

２０２５年初頭、住宅ローンの変動金利は0.55％以下でした。現在2025年10月のろうきん住宅ローンで1.15％です。年内で金利が2倍になっているのが現状です。固定金利のフラット35の場合、2025年1月適用金利が最高3.18％、最低1.47％です。同年10月適用金利は最高3.8％、最低1.5％とあまり上昇していません。変動金利のメリットは低金利であること。デメリットは金利が変動して返済額の内訳である元本と金利の割合が変動すること。つまり5年に一度返済額が変わります。大きな金利上昇が発生した場合にファン本がマイナスで金利が返済額を上回ることも。エンドレスローンと呼ばれる状態です。変動金利は今まで変動とは名ばかりで下がり続け、これ以上下がらないという水準で固定していました。今後さらに金利が下がるという可能性はありません。こう考えると現在の固定金利は今後金利が変わらないことを考えるとまだ低い水準であるとも考えられますね。

金利という意味で住宅ローンの種類は2種類です。変動金利と固定金利ですね。このどちらを”買う”か選択しなければなりません。家を買うのに利用するサービスを買うのが住宅ローンという商品です。変動金利を選択するタイミングは「明らかに金利が高いポジションにあり、これから金利が下がっていくのが明らかなとき」です。返済金額の内訳の金利の部分が減って元本の部分が増えていきます、毎月繰り上げ返済をしているようなものですから加速的に元本の返済が進みます。意図しなっくても返済期間は短縮していきます。では、固定金利を選択するタイミングは「明らかに金利が低いポジションにあり、これから金利が上昇することが明らかであるとき」です。変動金利0.5％が高いポジションで今後さらに下がることが考えられるでしょうか。金利はマイナスにはなりません。ということは今後上がる可能性しかないと思いませんか？金融機関もビジネスとして住宅ローンという商品を販売しています。利益なしでは成り立ちません。固定金利は金利が変わりません。返済金額も変わりません。すると考え方がいろいろ変わります。繰り上げ返済が必要か？貯蓄はどのくらい？暮らしのコストの確保、教育資金、老後の備え…。そのどれにも答えが見えてきます。

家を買って住宅ローンの返済が始まったら、そのまま頑張っていくしかない。そうでしょうか。住宅ローンを返済しながらでも暮らしに潤いは欲しいですし、趣味や遊び、旅行も我慢したくはないですよね。「家を買ったら苦しくなるよ」という方々は資金計画を事前にした方なのでしょうか。恐らく違うと思います。資金計画の前に物件を決めて、それを購入するためだけの計画を立てて、あとは気合根性で返していくとお考えになって進められたのではないでしょうか。「住宅ローン返済の日々は努力とガマン」ではなく、幸せで豊かな暮らしを続けていけるように計画をして「住宅ローン返済と共生していく」ことが大切です。その計画こそが資金計画なのです。単に家を買うための資金繰りではなく、その後を幸せに暮らしていくための計画が大事なんです。この資金計画には様々なノウハウやロジックを活かして立てていくことが大切です。家探しを始める前に一緒に考えてみませんか。